小学校WEDDING①
「小学校で結婚式がしたいです」
力強い意志を持ってご希望を仰られたところから
この結婚式はスタートいたしました。
おふたりの当初のご希望は
□小学校で「挙式」も「披露宴」も行いたい
□できるだけ沢山のご友人に囲まれた結婚式がしたい
□学校でするだけでなく「学校を味わえる」演出も欲しい
□人とは違う結婚式がしたい
□新郎様は大阪方面、新婦様は愛知方面からゲストが来られるので京都か大阪希望
ご希望をお伺いしてからはひたすらに会場を探すところから始めました。
ですが、現行の小学校では基本的に行えません。
廃校や、廃校カフェ、商業利用している学校…たくさんお電話をしましたが
挙式はOKでも披露宴ができる小学校はなかなか見つかりませんでした。
ですが、たった1校だけふたりの希望がかなう素敵な小学校との出会いがありました。
「旧質美小学校」こちらは今現在も絵本屋さんやカフェ、雑貨屋さんなどが営業されている
旧校舎でした。
何度も足を運びおふたりとも一緒に見学に伺って。旧校舎でお店を営まれている皆様も
とても優しく迎えてくれて、ここから準備が始まっていきます。
お打ち合わせの時に大事にしているのは気持ちや思い出。
一番初めのお打ち合わせでおふたりの生い立ちや・ゲストとのご関係
ご家族との思い出話などを伺い、たっぷり"雑談"いたします。
テーマや詳細を先に伺ってもいいけれど、Uennでの結婚式はここがなければ始まりません。
「せっかくだから兄弟は登場してほしい」「絵が好きだったから、何かで表現したい」
「出席名簿で結婚証明書を作るとか!」「そうそう、あの頃は給食で牛乳瓶が出て…」
こういった"雑談"からどんどんアイディアは湧いてきます。
ゲストの方の待合はこちらの小学校を楽しんでいただくところから!
それぞれ好きなお店に入っていただきながら各々小学校を満喫していただきました。
そんな中、待合室の窓一面にはおふたりからのメッセージ入り「学級新聞」が…
自分だけの学級新聞を見つけた時の笑顔がとっても素敵でした。
学級新聞のメッセージを読んだら赤の花丸を書いて受付の方に提出いただきました。
後で何に使うかはお楽しみ。
次のお打ち合わせからは、結婚式やパーティについてイメージをしていただきます。
ご入場から退場まで…
結婚式当日を具体的にイメージしていただきながら進めることを第一に。
当日 おふたりに後悔がないようにたくさんご提案をいたします。
「人とは違う結婚式がしたい」のご要望をもとにその中で結婚式の形式も大切に。
黒板アートは前日にお二人が描かれて、ゲストの方も思わず息を呑まれる光景でした。
そしていよいよ…結婚式の始まり。
ゲストのお子様の「起立 礼 着席」の一声からスタート。
ゲストからは微笑ましい声がこぼれ落ちます。
そしてご新郎様のご入場はおふたりのお子様を抱っこされながら
ゲストのお子様に音楽隊としてエスコートいただきました。
とても和やかな、笑顔あふれる新郎様のご入場の次は…
いよいよ新婦様のご入場です。
お父様に手を引かれて、新郎様がいる場所へとエスコートを。
リハーサルで何度も練習したはずなのに本番ではどうしても間違ってしまうこの時間が
とっても愛おしい。
おふたりで考えられた言葉。
何度も何度も家で練習したはずが当日になって涙ぐみ、読めなくなる。
それくらい大事な思いを込めて。
受付時にゲストの方1名1名に見ていただき、花丸をいただいた学級新聞は
おふたりのご結婚の証明・承認の証となる「結婚証明書」となり
ゲストへの愛、ゲストからの愛がしっかり感じられました。
退場後のフラワーシャワーにもおふたりのテーマのイチョウをあしらって。
(3月挙式だったため時期外れだったけどフローリストさんたちが11月ごろから
集めて大切に保管してご準備くださったのが感謝すぎる)
ご披露宴は次に続く…
-----------------------
▶︎神戸 京都 大阪を中心に
オーダーメイドウェディング
オーダーメイドフォトプロデュース
▶︎結婚式・披露宴だけではない
「感謝を伝える空間」
「人生の節目に心を整理する時間」
をコンセプトにするウェディング
Instagram https://www.instagram.com/
コメント
コメントを投稿