”NOH”  ODERMADE PHOTO WEDDING

  May.

思い出の地京都、そしてお世話になった能楽堂での撮影を承りました。

大学のインカレにて”能”を通じて出逢われたお二人。
穏やかに、そして深くしっかり内容を考えてくださるおふたり。
どんな撮影にしようか、ワクワクしながらプランニングいたしました。

撮影場所は初めからご指定いただきましたので
今回は中身を具体化するところからスタート。
もちろん、能楽堂での撮影ということだけでも素敵な撮影内容になりますが
もう少し個性と2人のエッセンスを取り入れたいなと思いご提案して参ります。




新郎様の紋付袴はいつものようにご自身でお着付け。
撮影はここから始まります。




丁寧に、そして慣れた手つきでお着付けをすまされる姿も
とても素敵な瞬間でした。


新婦様の仕上がりを待ちますが
こちらでは能舞台に上られることを第一にされ
装花などはつけず、撮影を進められました。



おふたりの大事な晴れ舞台。
厳粛な雰囲気で圧巻でした!
新郎様の趣味となりつつある扇集めのお話をお伺いして
ぜひお持ちくださいとお伝えしていたのですが大正解!
こんなに素敵なお姿を見られて私も舞台を見にきているような高揚感を味わっておりました…!



また、お持ち込みいただいたアイテムは他にも…◎





そう、台本もお持ちただきました。
お打ち合わせ中「どんなものを使っているか」をご質問したところ
台本とご回答いただいたのでこちらもお持ちいただきましたが
そのおかげで思い入れのあるアイテムとともにお二人にしかできない撮影ができました。




(舞台裏では初めてこの幕を上げ下ろしさせていただいて大興奮のユエンでした)




実は撮影当日は大雨。
「今日はもう能楽堂から出られないかもしれない…」と思い始めたところ空が少しずつ明るくなり無事晴れ間が見えたためすぐに移動をして2箇所目の撮影へ!
雨のおかげで観光客の姿は少なく、まるでお二人のためだけの景色。
本当に京都?と言いたくなるくらい自然いっぱいで癒されながらの撮影だったことが心に残っております。








結びにはそこから少し移動をして哲学の道へ。
今回は計3箇所の撮影でしたが能舞台では厳粛な、そしていつもと違うかっこいいお二人
お外に出てからはいつもの優しい雰囲気の癒されるお二人…いろんな姿を残すことができて心から幸せな時間でした。


3箇所それぞれのおふたりの物語を紡ぐように場所を選び、時間を重ねてきました。
ただ撮るのではなく”おふたりだからこそ撮れるもの”を丁寧にカタチにする。
そんな思い出ご提案・ご相談を重ねながらこの1日を創り上げました。


レポートを書いているとより鮮明に思い出し、おふたりとのお打ち合わせの日々が甦ります…!
またお会いできる日を心より楽しみにしております。










コメント

人気の投稿